免疫療法

皮下注射による免疫療法(減感作療法)とは?

免疫療法

「皮下注射による免疫療法(減感作療法)」とは、アレルギー体質(免疫異常)を改善する治療法です。

原因物質(アレルゲン)に対抗する物質(抗体)は、人によってそれぞれ決まっていて、この抗体が作られることを「感作」といいます。
そこで原因物質のエキス(アレルゲンエキス)を少量から徐々に増やして繰り返し皮膚に注射し、免疫的に大量のアレルゲンに耐えられるように改善していく治療である減感作療法を積極的に行っています。

どのような流れで治療を進めるのですか?

週1~2回のペースで少しずつ濃度を上げながら注射します。有効量に達してくると1ヶ月に1回ぐらいのペースで注射を続け抵抗力を維持していきます。

減感作療法の特徴

通院に手間がかかり根気がいる治療ですが、近年スギ花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎の重症化が問題となっています。そのうえ自然に治癒することは非常に稀な病気であることから、長い将来のことを考えると取り入れるべき大事な治療法といえます。
施設によって、方法・対象が異なることがあります。施行に際しては担当医とよく相談してください。

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